ハチミツが赤ちゃんにダメな理由を知りたい
カロリーが低く、健康にも様々なよい影響を与えるハチミツ。
そんなことから、
「赤ちゃんにもぜひ食べさせたい!」
と思う方は多いようですが、
ハチミツのラベルには
「一歳未満の子供に与えないでください」
と記載してあります。
なぜハチミツは赤ちゃんに与えてはいけないのでしょうか?
ハチミツを赤ちゃんが食べられない理由
天然のハチミツは高い抗菌作用があるため、
基本的に菌が繁殖することはありません。
しかし、まれに土壌細菌である「ボツリヌス菌」が
混入することがあります。
大人が食べても問題のないボツリヌス菌ですが、
赤ちゃんが食べてしまうと
「乳児ボツリヌス症」
を発症してしまい、命を脅かす危険もあります。
赤ちゃんは腸内環境や腸管も整っていないため、
このような病気が発症してしまうのだそうです。
そのため、ハチミツの摂取は1歳からと言われ、
厚生労働省発行の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、
「ハチミツは満1歳まで使わない」と記載されています。
加熱してもボツリヌス菌は死なないため、
加熱したから大丈夫ということはありません。
ちなみに、日本で販売されるハチミツに
ボツリヌス菌が入っている割合は、
厚生労働省によると5~6.7%だそうです。
なるほど、乳児ボツリヌス症なんて知りませんでした…。
全国でも誤って与えてしまい、
死亡事故も起こっているそうで、とても怖いですよね…。
では、もしも誤って食べさせてしまった場合には
どうすればよいのでしょうか?
ハチミツを赤ちゃんが食べてしまったら症状は?
もしも赤ちゃんに食べさせてしまった場合には、
病院へ受診するか病院へ電話して
指示をしてもらうようにしてください。
ボツリヌス菌の潜伏期間は3~30日なので、
その期間は注意が必要ですね。
また、下記の症状に当てはまることがあれば
直ちに病院へ行きましょう。
・便秘
・活気がない
・哺乳不良
・泣き声が弱い、
・筋緊張性低下
・よだれが多い
・首のすわりが悪くなった
・眼球運動の麻痺
・無呼吸
赤ちゃん以外の兄弟姉妹や大人が
ハチミツを食べたりする場合も、
赤ちゃんが誤って食べてしまったり
与えてしまわないように気をつけましょう。
ネット上に乳児ボツリヌス症のリスクを知らずに
ハチミツ入りの離乳食を載せているサイトも
あるようですので、くれぐれもご注意くださいね。
正しい知識を持って、
赤ちゃんを健やかに育てていきましょう。